株式会社エス・ビルドは、職種の枠を越えて協力し合うことで質の高い空間づくりを実現しています。
今回登場するのは、同じ東京本社で活躍する3名の社員。
営業・施工管理・設計という異なる立場から、日々のやりがいやチームワーク、そしてこれからの目標についてお話をお伺いしました。
K: セールスコンサルタント、営業担当をしています。仕事は大まかに言うと案件の窓口担当ですね。 お客様からお話をいただいてから、案件の最初から最後までずっと携わる役割です。
H: コンストラクションマネジメントチームで、施工管理を担当しています。自分の役割は現場を図面通りに納めること。 着工から完成までずっと立ち会えるので、形になっていく様子を「最前列」で見られるのがこの仕事の魅力ですね。
S: デザイン課で設計を担当しています。僕は主に営業さんからもらった案件を、実際に施工できる形に落とし込む図面を書いています。 いわば、営業と現場管理の「架け橋」のようなポジションです。
K: お客様が叶えたいことと、現場目線での一番綺麗な納め方。その全体のバランスを保ち、全員が納得する方向に持っていくのが大変なところです。 これから先も長く使っていただくオフィスなので、ずっと綺麗な状態で使用できるよう、なるべく理想を叶えられる最善の提案をしていきたいと思っています。
H: 自分は業者さんとの連携というか、伝え方の難しさですね。自分の伝え方を一つミスするだけで、全然違うものが出来上がってしまい、やり直しになってしまう。 その責任感やコミュニケーションは常に意識しています。
S: 詳細な図面を求められる時は、やはり大変ですね。そのビルの工事ルールに合わせて「こう作りますよ」というのを全部書き起こさないといけない。 営業や管理の方と「納まり方」を相談しながら図面化していく作業は、一番時間がかかりますし、踏ん張りどころです。
H: 営業と管理で共通しているのは「説明する責任」があることですね。営業は着工前の段階でお客様に説明し、施工が始まれば僕ら管理が現場で説明する。 役割は違っても「伝える」という本質は同じなんです。あと、設計の方が書いてくれる図面は、自分たちの勉強にもなるなと感じます。
K: それは本当に感じます!例えば、間接照明を作りたいと思った時、設計さんが描いてくれた図面が上がってくると 「こうすれば間接照明になるんだ!」って。自分の中で漠然としていたイメージが一気に明確になるんです。
S: 確かにそうだね。営業の「なんとなく分かるんだけど……」というイメージを、設計がしっかり図面化して、それを管理の人が現場に持っていく。 それが一連の流れだよね。
K:
本当にその通りです!
「そう、これが言いたかったんです!」っていうことがすごく多いです。
H: お互いに連携することで、理解が深まるんですよね。Kさんが50%のイメージで持ってきたものを、Sさんが80%の図面にしてくれて、 最後は僕らが現場で納めて100%にする。そういう協力があることで、いいオフィスが作れるんだなと思います。
S: 「より良いものを作っていく」というのは、全員が共通して目指しているところだからね。そこが一番大事なポイントだと思います。
K: 私は「人に頼りすぎないように、頼ること」を大事にしています。営業は社内の人にボールを渡す役割なので、極論、何でも人に頼めてしまう立場なんです。 だからこそ「ここまでは自分でやる、ここはお願いする」という線引きを大切にしています。 まずは自分でやってみて、理解した上で初めて人に頼っていいなと思っているので……考え方としてはその意識で動くようにしています。
H: 素晴らしいね。自分は、関わる全員が納得できる「落としどころ」を模索することを大切にしています。 お客様、営業、管理、そして現場の職人さん。全員が納得して施工できる現場、やり方を作るのが自分たち管理の仕事かなと思うので。
K: 「無茶をさせない」っていうところですよね。
H: そうそう。全員が「よし、これで行こう」となれば一番いい。 その納得できるポイントを見つけるのは、いつも難しいなと感じますけどね。
S: 僕は、依頼を受けたあとの「確認」を徹底しています。営業さんによって依頼の仕方も振り方も違うので、 メール一本で終わらせずに毎回「こういう意図ですよね?」と必ず聞き返す。 イメージがズレたまま進めると結局は手間になりますし、 最終的にそのまま管理の方に図面が流れることも多いから、 図面を見る人が迷わないように、意図がはっきり伝わる図面化を心がけています。
K: 確かに営業と設計さんのやり取りを文面で終わらせようと思えば、できてしまいますもんね。
S: そう、出来るっちゃできるけど、やり方は本当に人によるからね。 ちゃんとコミュニケーションを取って、何を欲しているのか、何を表現してほしいのかを聞くようにしてます。
K: 本当に、いつも助けられてます!
K: Sさん、設計は圧倒的ですよ。もうお客さんの承認のスピードが超早くなるんです(笑)。
H: それはすごくわかります(笑)。
K: 図面化してもらうことでお客様もイメージが湧きやすくなるから、何日間もかかるところが1日で承認いただけたりする。 そうすると、それをすぐ現場にも流せるから、全体のスピード感がグッと上がりますよね。
H: すぐ決定が返ってくるから、現場も実施に移しやすいんです。 あとは影響で言うと、本当に「全員がミスなくつなぐ」という責任感ですよね。
K: そうですね。営業と管理の関係でいうと、もし現場で何かあれば、それは私のお客様からの信頼を失うことにもなり、次のお仕事に繋がらなくなってしまう。 逆に、現場で素晴らしい納め方をしてもらえれば、また次も依頼をいただける。 プレッシャーをかけるようですけど……私のお客様ではあるけれど、会社としての評価は全体にかかっているなと。
H: いや、分かるよ。営業が持ってくる1つの案件に対して、立場は違っても同じ気持ちで向き合わないといけないよね。
K: そうなんです。現場で良い納め方をしたら会社としての依頼が増えるし、実はすべてが繋がっているんだなと痛感します。
S: それに関しては設計もそうだなと思います。図面間違いや表記ミスが続いてしまうと担当さんからの評価も悪くなる。 全員の仕事が、お互いに影響し合っているなと感じます。
K: そう思うと、自分は「(周りに支えられていて)窓口だな」と感じますね。
H: その中でも、結局最後に責任を背負うのは窓口である営業だったりするから。そう考えると、自分は営業になる来期が怖いです(笑)。
K: まあまあ(笑)。でも、その難しさがあるからこそ面白いですよね。
S: 僕は学校のデザイン提案ですね。元請の方はいたんですけど、デザイン提案も依頼されて。 「カフェっぽく、集まりやすい空間に」というオーダーに応えて全体をデザインしたんですが、 自分の案が採用されて形になった時は一番嬉しかったです。 実際に見に行った時、空間全体が自分の描いた通りになっているのは感動しましたね。
K: 全体を仕上げるとはすごいですね! 私は正直に言うと、今はまだ「達成感」より「安堵感」の方が大きいんです(笑)。 経験が浅い分、周りの皆さんに助けられてなんとか完工できた、ホッとした……という感覚になるんですよ。 だからこそ、もっと「自分でやり遂げたぞ!」という達成感を得ることが今後の目標です。
H: 僕はもう完全に共用部の全改修をした現場ですね。 半年がかりの長い工期があって、初めてのことだらけ。 その時の達成感はすごかったですね。 でも、今の東京本社の増床(2階)をSさんが設計したときも、相当考え抜いていましたよね?
S: そうだね。達成感もありましたし、自社のオフィスだから、 実際に使っている従業員から生の反応が返ってくる。 正直、緊張しますね。
K: すごい良いですよ!お気に入りのオフィスです!
K: 2年目の頃、知識不足ながらも、お客様からの質問に対して、業者さんや先輩に聞いて「とにかく早くレスを返す」ということを徹底したんです。 その半年後、別のお客様から「Kさんが細かく教えてくれてすごく頼りになると聞いたから、ぜひ依頼したい」と言っていただけて。 自分の頑張りが人づてに伝わっていたことが、本当に嬉しかったですね。
S: それはモチベーションにもなるね。僕の場合、やり取りの基本は営業さんなんだけど、ある営業さんとのエピソードで印象に残っていて。 提案をしていると、どうしても受注に至らない場合もあるじゃない。そんな時、その人は「ごめん、今回は取れなかった」って報告に来てくれるんだよね。 もちろん「ありがとう、取れたよ!」っていう報告も嬉しいけど、ダメだった時も隠さずに声をかけてもらえると、一緒に戦ってる感じがしてすごく嬉しい。
K: 実は私、受注できた時に「これ取れました!」とかアシスタントさんなどにも言いかけるんですけど、 忙しいかな?迷惑かな?とか考えてしまって遠慮しちゃうことがあったんです。 でも、今のSさんの話を聞いてちゃんと伝えよう!って思えました(笑)。
S: そうだね、多分取れなかったとかって、言いたくない人は言いたくないことだと思うけど、両方言ってくれるのはすごいなと思います。
H: 自分は1年目の話なんですけど、すごく現場で行き詰ってしまったときがあって。自分は強がるんですよ(笑)。 先輩たちに「大丈夫です!」って。その時はあまり先輩に迷惑を掛けたくないという気持ちが強くて、頼ることを悪だと思ってしまっていたんですよね。 そうしたら、無理やり先輩が5人ぐらい助けに来てくれて、作業して何とか終わらせることができたんです。 本当に泣きそうになりましたね。「助けに来てくれる先輩がいる会社、いいな」って。嬉しいなと感じた瞬間でした。
K: それはしびれますね。1年目に現場にいる時、エス・ビルドの人が来てくれた時の安心感って本当に泣きそうになるんですよね。
H: 本当にヒーローに見えるよね。
K: 今後は逆に、自分たちがヒーローになれるように……ですね。良いことが言えた気がします!(笑)
K: 仕事に満足感を感じることはもちろんありますが、今はまだ正直、プレッシャーを感じることも多いので、もう少し経験を積んで、余裕を持ってもっと仕事を楽しめるようになりたいのが本音ですね。
H: 自分も同じですね。でも、そのプレッシャーを一人で抱えるんじゃなくて「チームメンバー全員で一緒にやっていこうぜ!」っていう熱い絆が欲しいんですよね。営業とか管理とか部署の垣根を越えて、今以上に支え合えるような。
K: そう!「絆」ですよね!誰かのミスをなすりつけ合うんじゃなく「ここは私がやります!」ってみんなが手を挙げ合えるような。そんなチームになりたい。
S: 2人の話を聞いていると、すごく頼もしく感じますね。僕は二人より少し上の世代だから、今は自分のスキルアップだけじゃなく、底上げと言いますか、下の世代を「育てる」こともしていきたいと考えています。
H: 人を育てるのって、やっぱり難しいですか?
S: 難しいですね!自分のことなら自己完結で済むけど、対人間の所だからね、キャラクターは人それぞれ違うし。
H: 1人でやるのとはまた変わってきますもんね。
K: 私は、自分がよく知っている企業のオフィスとか、友達が働いている会社の案件をやってみたいですね。もし友達に「このオフィス、私が担当したんだよ」って言えたら、最高に楽しいじゃないですか。
S: それは楽しそうだね。自分が普段お世話になってるメーカーの仕事とか。
K: あ、それいい!モチベーション上がりますね。……まぁ、実際始まったら苦労している自分たちも想像できますけど(笑)。
H: 間違いない(笑)。もう自分は決まってます。僕はこれから営業に転向するので、まずは営業を極めたいです。見積もりも作れて現場も見れて、墨出しまで自分でできちゃう「何でもできる先輩」もいますよね。あんな風に、管理を経験した自分だからこそできる、現場の痛みがわかるカッコいい営業になりたい。製図とかも学びたいなと思っています。
S: そこまで行けたらもう全部自分で出来ちゃうぐらいだね。その向上心はとてもいいね。
K: 本当にすごい。良い刺激をもらって、皆でいいものを作り上げていきたいですね!
エス・ビルドに向いていると思う人。
素直な人は、周囲の意見や助言をきちんと受け止め、着実に成長していきます。
エス・ビルドの仕事はお客様や協力会社など、多くの人と関わりながら進める“橋渡し”の役目です。
時には難しい調整が必要だったりプレッシャーを感じたりする場面もあります。
そんな時に、仲間を信頼して頼り合いながら、誠実に向き合い続けられる人なら大丈夫。
困難な状況でも、最後までやり切る覚悟を持って目の前のことに全力で取り組める人にとって、確かな成長と、他では味わえないやりがいを実感できる場所になるはずです。